患者:太田 朗(男)20歳 肥満体型 体重約80キロ 腰痛経験あり。
症状:酒屋でアルバイトしているため、ビ−ル箱を頻繁に運ぶ仕事が多く、普段より腰の負担が気になってい た。一週間前、いつものようにビ−ル箱を運ぼうと持ち上げた時、腰の付け根にグっと痛みが出現 した。しばらく、動けずにいたが少し落ち着いてきたので早引けさせてもらい帰った。
その後、病院でX−P(レントゲン)を撮ったが異常なしで、湿布と痛み止めをもらい様子を見たが、痛みが取れないため来院!
SLRテスト:右80度・左80度
パトリックテスト:陰性(異常なし)
ケンプテスト:陽性(右側ケンプテストにてL5腰椎部に疼痛出現)
反射テスト・知覚テスト・筋力テストは正常
腹臥位にて下肢牽引テスト:右下肢牽引時のみL5付近に疼痛出現
*立位・座位にて自立運動時、伸展姿勢(反り返り)にてL5椎間関節部に疼痛出現。 治療:理学検査の結果、右L5椎間関節症と診断する。重量物運搬の繰り返し作業により右L5椎間関節 部に外力が集中したことで生じたものである。
原因としては、骨盤の傾き(歪み)により右L5椎間関節部分に狭窄が生じ、その為炎症・疼痛 が発症したものです。根本原因は姿勢バランスの悪さにより骨盤が歪み(傾いた)状態にある ことなので骨盤調整をしました。その結果、右L5椎間関節部の狭窄が解消され症状は消失し ました。
初回に症状はほとんど消失しましたが、念のため数回は来院されるようにしてくださいと説明して終了。
フリ―ダイヤル:0120−155−029(予約優先)