脊柱管狭窄症について!
脊柱管狭窄症が何故発症するのか?と言えば、日本人が長生きになったことも原因の一つと言えますが生活環境も大きな要因です。
たとえば、仕事で首や腰に掛かる負担が過剰であったり、偏食等により充分な栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミン等)が摂取出来ていない場合や、忙しくて充分な身体の休養が取れない事も長い目で見るなら影響を与えています。
しかし、もっとも身体に悪影響を与え、脊柱管狭窄症を引き起こす原因として姿勢の歪みがあります。
背骨は頚椎から尾骨まで含めて約26個の脊椎骨で構成されているのですが、正常な背骨は一つひとつの関節がしなやかに動き、身体の柔軟性を引き出し、しかも二本足で起立することを可能にする支持性も持っています。
もし、このような背骨の機能性が姿勢の歪みにより失われたなら容易に脊椎骨や椎間板の変形・変性を引き起こし脊髄や脊髄神経・自律神経等に影響を及ぼします。
背骨の一つひとつの可動性が失われると言う事は、重力や日常生活における身体に掛かる物理的外力がその部分に集中してしまうということです!
つまり、可動性を失った脊椎骨・椎間板は変形・変性を生じ、脊柱管狭窄症なる状態を引き起こすのです。
脊柱管狭窄症の症状は
*頸部脊柱管狭窄症の場合
頭痛・頚の痛み・肩こり・上肢のしびれや痛みなどや重症化すれば下肢のしびれや痛み・手指の巧緻動作障害(字がうまく書けないとか箸がうまく使えない等)・排尿排便障害などが生じてきます。
何故かと言えば、頸部での脊柱管の狭窄により頸髄部分で脊髄がストレス(圧迫・伸展)を受けることでより広範囲で身体の症状が発現してしまうということです!
*腰部脊柱管狭窄症の場合
腰が重だるくなり痛く、下肢のしびれや痛み、何よりも特徴的なものは間欠性跛行を生じてくることです。そして頸部脊柱管狭窄症と同じく重症化すれば排尿排便障害を起こします。
ちなみに、間欠性跛行とは少し距離を歩くと歩けなくなり、一旦腰を前屈みにして休むと再び、歩けるようになるという症状です。
どちらも重症化すれば手術適応となりますが、手術したから治るというものではないので、重症化しないように常日頃から身体のメンテナンス(手入れ)をしておくのが最善だと思います。
手入れ方法としてはカイロプラクティックほど適切な治療法はなく、姿勢バランスを調整することで背骨の歪みを整え正常可動性を維持し、脊椎骨・椎間板の変形・変性を予防することが出来ます。
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