恥骨結合離開の治療について!
恥骨結合部は非常に大事な部分ですが、今回のようにスキ−による外傷で靭帯等の軟組織を傷めた場合は整形外科で骨盤ベルト等で安静固定がまず必要で、様子を診ながらリハビリを開始されるのが普通です。
しかし、ここで問題となるのは恥骨結合部の不適合(ズレ)状態の程度がどのくらいか?です。整形外科ではあまり考慮されていないようですが、組織損傷が治癒した後の機能的な後遺障害として大きな問題となるからです。
骨盤の前方部分の関節が恥骨結合と言われるのですが、ほとんど可動しませんので単なる結合と表記されているのです。そして、骨盤の後方部には仙腸関節が左右にあり、これも日本では不動関節と呼ばれ動かないとされています。
そのため、恥骨損傷部が治癒したとしても仙腸関節・恥骨結合(関節)が不適合(ズレ)状態であるなら、後遺障害としていろいろな症状を生じてしまうのです。
損傷部位が時間経過により落ち着いてきたならカイロプラクティックで精密な骨盤調整をされるのが良いと考えます。
フリ―ダイヤル:0120−155−029(予約優先)