手の腱鞘炎について(狭窄性腱鞘炎)
よく手を使う人に多く発症すると言われている手の腱鞘炎ですが、手指や手首を繰り返し同じような動作で使い続けることで腱と腱鞘の間で過剰摩擦刺激による炎症を生じ痛み・腫脹・動かしづらさ等が起こる病気です。
ピアニストや事務仕事・内職・手をよく使うスポ−ツ・作家・漫画家等いろいろあります。しかし、よく考えると手を酷使することで生じるとは言え、発症する人としない人がいる訳です
よく腱鞘炎を起こすのは短拇指伸筋腱・長母指外転筋部分で拇指を伸ばしたり広げたりする働きをする腱や第3指・第4指の屈筋腱の腱鞘炎です。
上記のように腱鞘炎を生じる腱鞘部分は手掌に多く摩擦を受けやすい為と考えられます。それと、もうひとつの原因として中手骨・手根骨の変位(ズレ)が考えられます。
人が手を用いて行なう、細かな繊細な動きを可能にしているのは、8個の手根骨が正常に可動するからに他なりません。
もし、この中手骨・手根骨が変位(ズレ)を生じていれば、手の滑らかな動きは阻害され、腱や腱鞘部にストレス(圧迫・伸展)が掛かり炎症を生じるため、腱鞘炎を発症し易くなります。つまり、同じ動作や作業をしても腱鞘炎に掛かる人は中手骨・手根骨の変位(ズレ)を発症しているためと考えます。
治療はカイロプラクティックで姿勢バランスを診ながら、中手骨・手根骨の変位(ズレ)を調整すれば解消します。
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