肘部管症候群について!
肘部管症候群とは、肘内側部を通る尺骨神経が何らかの原因で慢性的にストレス(圧迫・伸展)を受け、発症する症状(しびれ・麻痺・変形・萎縮等)です!
主な原因に
1、関節部周辺にできるガングリオンによる尺骨神経へのストレス(圧迫・伸展)
2、加齢変形による尺骨神経へのストレス(圧迫・伸展)
3、肘関節骨折に伴う変形による尺骨神経へのストレス(圧迫・伸展)
4、スポ−ツ等で無理が掛かり、尺骨神経にストレス(圧迫・伸展)が生じた。
5その他
ですが、病院での治療法としては薬物療法や安静と言った保存療法が初期治療法として行なわれ、重症化すれば手術療法が行なわれます。
肘部管症候群とは要するに何らかの外力(ガングリオン・骨折変形等の物理的神経刺激)で尺骨神経がストレスを受けた結果、上記症状を呈するものですから薬物療法や安静と言ったことでは根本的治療法にはなりません。しかし、早急に手術療法を選択するのもどうか?と思います。
原因3,5以外の1,2,4、に関してはカイロプラクティックが最初に行なう治療法として最善の治療法と考えています。何故なら1、のガングリオンは関節の変位(ズレ)により生じるものであり、2、の加齢変形しかり、4、のスポ−ツ等の無理が掛かった状態しかり、すべて関節変位(ズレ)によるものなのです。
3、は骨折時の整復不全による影響が大きいのでケ−スバイケ−スですが、悪化しない内にカイロプラクティックを試されるのが良いと思います。
肘関節は腕橈関節・腕尺関節・上橈尺関節の3つの関節から成り、複雑な動きを可能にしています。尺骨神経は上腕骨の内側上顆後面の尺骨神経溝を通過していますので、腕尺関節の変位(ズレ)は尺骨神経に特に大きなストレス(圧迫・伸展)を与えます。
肘関節が変位(ズレ)を起こすことで、関節を形成する組織群(関節軟骨・関節包・靭帯・等)に変形・変性等の変化が生じて肘部管症候群が発生しますので、関節変位(ズレ)を調整することが重要です。
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