後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症について!
身体が硬くて、柔軟性が悪いだけだと思っていたら、いつのまにか手足が痺れてきたり細かな手先の動作がし難くなってしまった。X−PやMRIで検査したら後縦靭帯硬化症・黄色靭帯硬化症だった。
つまり、脊柱管内径が後縦靭帯肥厚や黄色靭帯肥厚により狭められたことで中を通る脊髄を圧迫し機能低下を起こした結果、上記症状が発症してきたのです。
脊髄への圧迫がひどくなるにつれ、日常生活の支障(鉛筆が持ちにくい・箸がうまく使えない・歩きにくい・階段の昇り降りがうまくできない)とか手足のしびれ等、神経機能低下による各種症状が発現します。
何故、このようなことが起こるのか原因は不明ですが、ある程度の予防と症状悪化を遅らせることは可能です!
靭帯が肥厚する原因の一つとして考えられるものに姿勢バランスの悪さがあります。脊椎・骨盤はたくさんの関節(約25〜30個)で構成されています。
そのことにより、二足歩行等の人間行動を行なうときに発生する外力を、各々関節部にて分散消去させることで何の構造的問題も起こさずに生きていけるように創られています!
もし、その関節が姿勢バランスの悪さにより歪み・捻れたりして固定化を生じてしまうと、その部分に外力が集中し、炎症を起こし靭帯部分では肥厚という変化が起きてしまいます。そして、カルシウムが沈着するようになり骨化してしまうのです。
手術と言う選択肢は最終手段として考えなければなりませんが、大きなリスクを伴うものだけに保存的治療を優先する必要があります。
保存的治療法の一つとしてカイロプラクティックがあり(ポキポキ・バキバキは不可)、姿勢バランスの改善を行なうことで症状緩和できると考えています。もちろん、患部に負荷を掛けるような治療は致しません。
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