顎関節症について!
顎関節症でお悩みの方は多いと思います!軽症から重症まで色々おられますがほんとうに辛いものです顎関節症の症状として
1、顎が痛む。
2、口が開けられない又は閉じれない。
3、顎が鳴る。
4、噛み合わせに違和感がある。
等が多いのですが、要するに顎関節の運動障害です。
何故、このような症状が起こるのでしょうか?
原因には不良歯列によるものや、噛み癖によるもの、普段の習慣的不良姿勢(ほお杖・猫背・寝方等)、顎関節の打撲・口の開けすぎ等考えられます。
どちらにしても、顎関節周辺組織の変性・変形が進行しているものほど治療は難しくなります。しかし、カイロプラクティックにて姿勢調整することで改善さすことは可能であり重症化を予防できます。
カイロプラクティックにより顎関節症が改善する理由として筋骨格系の改善・正常化が挙げられます。
まず、下顎骨に付着する筋群を考えると
1、側頭筋
2、咬筋
3、翼突筋(内側・外側)
4、顎二腹筋(前腹)
5、顎舌骨筋
6、オトガイ舌骨筋
等があり、その他下顎骨を動かす筋群はたくさんありますし、そのどれもが正しく機能しなくては顎関節運動機能は成立しません(顎関節症を発症してしまうことになる)
顎関節は上下・左右・前後の運動が可能ですので、すべての筋群が協調して動かなくては左右顎関節の変位(ズレ)が生じてしまいます。
例えば、側頭骨の変位(ズレ)が起これば側頭骨部にある下顎窩も変位(ズレ)するので顎関節の不適合が起こります。そして側頭筋も筋緊張異常を起こしますので左右顎関節のシンクロ(同期運動)が崩れ異常運動が発症します。
例えば、胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋は胸骨と舌骨・胸骨と甲状軟骨の間に張る筋肉で舌骨を通じて下顎骨に付着します。もし、胸郭上部の歪みがあれば胸骨も変位(ズレ)し、上記筋群の緊張異常を発症します。すると、舌骨を通じて下顎骨を引っ張るベクトル(方向)が変化するので顎関節に無理が生じます。
例えば、肩甲舌骨筋は肩甲骨上縁と舌骨に張る筋ですが肩甲帯(肩甲骨・鎖骨)の変位(ズレ)により筋緊張異常を起こし、舌骨を通じて下顎骨を引っ張るベクトル(方向)が変化するので顎関節に無理を生じさせます。
このように、顎関節症とは顎関節だけの問題で発症するのではなく、姿勢バランスの崩れにより発症するのだと考えるのが正しいと思います。
カイロプラクティックで顎関節症が改善する可能性が高いと言うことが、理解してもらえれば幸いです!
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