変形性股関節症について!
変形性股関節症とは、股関節骨頭部が摩滅し変形を起こす病気ですが、臼蓋形成不全のある方や先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)の既往のある方は、普段から身体の調子には気をつける必要があります。
しかし、なかなか気がつかないで放置してしまう場合が多いのです!
何故か?と言うと股関節症の場合は、当初から股関節部に痛みや異状感を感じることは少なく、膝痛とか腰痛として病院に掛かられる場合がほとんどです。
その理由として、股関節骨頭軟骨に不適切な外力が掛かり、損傷したとしてもその時点では、何の違和感も感じないのです。つまり、神経・血管が無いのでわからないで過ごしてしまい、損傷による炎症が関節を包む関節包内膜の滑膜部分(神経・血管が豊富)に及んで始めて痛みを感じます。
炎症が滑膜部分まで及んでしまい痛みとして認知される頃には、骨頭部に変化を生じている場合が少なくなくX−P(レントゲン)で指摘されるようになります。
ですので、特に股関節に既往症をお持ちの方は、単純に腰痛や膝痛と思い込まず、気をつける必要があります。
対処法として!
変形性股関節症を発症するのは約8割は女性で、股関節部に上記疾患をお持ちの方が大部分ですので当てはまる方はヨガやストレッチ等の自主管理と定期的なカイロプラクティックによる姿勢管理が重要です!
カイロプラクティックによる姿勢管理で重要部分は骨盤の歪みに対する調整になります!
何故か?と言えば、既往症として股関節に疾患をお持ちの方は関節のはまり具合が浅くズレ(関節不適合)易く、正しい位置で体重を受け止めることが出来ず、関節軟骨の摩滅を起こし易いのです!
逆に言えば、正しい位置で体重を受け止めることが出来るように姿勢調整してやれば、予防できる可能性が非常に高いのです(転ばぬ先の杖!)
では、実際どのような治療をするのか?
股関節は骨盤部の寛骨臼と大腿骨頭部からなり、どちらが変位(ズレ)しても関節不適合を生じ、変形を起こし易くなりますので、骨盤の歪みを調整し大腿骨の捻れを同時に調整します(姿勢バランスを診ながら)
それにより、体重を股関節部で正しく受け止めることが出来、関節軟骨の摩滅を最小限に抑えられると考えています。
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