坐骨神経痛について
坐骨神経痛は病院でも治療院でもほんとうによく診られる症状ですが原因としては
1、根性坐骨神経痛(腰椎性坐骨神経痛)によるもので約9割がこのタイプ(椎間板ヘルニア等)
2、梨状筋性坐骨神経痛:梨状筋部を坐骨神経が通過する際にストレス(圧迫・伸展)を受け発症するタイプ。
3、症候性坐骨神経痛:直接の坐骨神経圧迫によるものでなく(原因不明)発症するタイプ。
4、脊柱管狭窄症により発症するタイプ。
5、腰椎分離すべり症により発症するタイプ。
に分類できる。
このように分類するとかなり複雑に考えてしまいますが、すべて直接原因は骨盤の歪みによる腰椎捻れにあります。
まず、1、について
このタイプが坐骨神経痛の原因の約9割を占めるのですが、要するに骨盤腰椎の歪み・捻れを調整することで脊髄神経根の出入り口である椎間孔の狭窄および周辺軟組織の過緊張を取り除いてやれば、症状が解消されます。
2、について梨状筋は骨盤の仙骨という骨の前面外側部・大坐骨切痕から起こり股関節の大転子に付着しますので骨盤の歪みに際して仙骨が変位(ズレ)ると梨状筋は過緊張を起こすので坐骨神経にストレス(圧迫・伸展)を与え、結果坐骨神経痛となります。ですから、仙骨の位置を正しく戻してやれば解消します。
4、脊柱管狭窄症に関してはいわゆる脊椎骨の変形が脊柱管の内径を狭窄させるように変形してきたものですから、治療法としては骨盤腰椎の歪み・捻れを調整することで内径の狭窄を減少させることです。よほどの狭窄でない限り症状は改善します。
5、腰椎分離すべり症においても、4、と同じ治療法で改善します(この場合、内径の狭窄はすべり現象で発症しているところが違いです)
では、3、についてですが原因は直接の坐骨神経に対してのストレス(圧迫・伸展)ではなく、間接的にストレス(圧迫・伸展)が加わった結果です。
どういうことか?と言いますと骨盤自体の歪みにより骨盤内臓器群(軟組織)に内圧力が掛かったことで引き起こされた坐骨神経痛だと言えます(慢性化が進行すると発症してきます)
この場合の治療法は通常の1,2、4、5、の治療に加えて内蔵調整・筋膜調整等をします。それで内圧力を整えれば解消します(骨盤内軟組織の癒着等ひどければ難しいことあり)
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