手根管症候群について
手根管症候群で悩まれている方は多いと思います。特に手先の細かい作業や負荷の高い仕事の方に多く発症しているようです。
その発症原因として
1、手関節の使い過ぎによるもの
2、ホルモンバランスの乱れによるもの
3、骨折や脱臼、腫瘤などによるもの
4、リウマチ・糖尿病・甲状腺機能低下等によるもの
5、その他
発症原因は色々ありますが2,3,4,5、のような原因で発症された方は、少ないのではと思っています。1、の手関節の使い過ぎによるものとは、いったいどれほど使いすぎたと言うのでしょうか?
仮に1,2,3,4,5、の原因で発症したとしても二次的に手根管トンネルの内圧力が亢進したが為、正中神経・腱がストレス(圧迫・伸展)を受け症状としてしびれ・痛み・拇指球の萎縮が出現しているのです。
ですから、原因は1〜5のどれであっても治療法としては手根管トンネルの内圧力を正常まで低下させてやることです。
手根管トンネルは屈筋支帯と手根溝(大・小菱形骨・有頭骨・有鉤骨)で構成されたもので、その中を正中神経・とう側手根屈筋腱・長母指屈筋腱・浅指屈筋腱・深指屈筋腱が通りますから内圧力亢進の影響を受けます。
治療法としては手根管トンネルの内圧力を正常まで低下させなければなりません。ではどうするか?と言えば内圧力が亢進した原因を治せば良いということです!
内圧力亢進の原因は手根管トンネルの形成不全(歪み)だと考えていますので手根溝(大・小菱形・有頭骨・有鉤骨)を形成する4個の骨の関節不適合(ズレ)を整えることで内圧力を正常に戻すことが可能だと経験的に実証しています。
手根管トンネルが歪めば中を通る神経や腱はその影響でストレス(圧迫・伸展)を受け症状を発症することは容易に理解できるものと思います。
*実際の治療時は姿勢全般の調整の上施術いたします!
フリ―ダイヤル:0120−155−029(予約優先)